立憲民主党の正体を問う

前回のブログを書いてから急転直下、政界はめまぐるしく動いている。
枝野幸男氏が代表となって立党した立憲民主党。

リベラルの新しい風が吹いたかと、立党直後大変な人気を博し、ツイッターのフォロワー数は自民党を超えた。自民党は嫌なので希望の党に期待したけど実は小池さんは「みどりのたぬき」で裏切られたことが分かった、で、さあそこで立憲民主党だ、と。

どんな候補者を擁立するのか皆が注目する中、出てきた結果が笑える内容。

希望の党は、多くの選挙区で新人を擁立しており、自民の大御所たちに対抗してるのもほぼ新人。立憲民主党に対抗してるのもほぼ新人。希望の党支持率が急に減少する中これで勝つつもりなのだろうか。

さらに希望の党の民進党系無所属の候補に対しては立憲民主党は候補者を立てていない。自民党に対抗する票が二つに分かれないようにするためだという。意味がなさそう。

さらに小池百合子氏の日本新党時代の親しい人にも立てていないし枝野氏、立憲民主党の候補者は62人しか立てていない。希望の党を応援してるとしか思えん。

なんじゃこら。全員おともだちかよ。

ただ、野党共闘に意欲的な共産党は206人出しているから、立憲民主党と合わせ反憲法改正派が3分の1以上の議席が取れるかが今回の注目点となるだろう。
野党にはしっかりと議論していく力のある人にこそ議席に座ってほしいもの。

選挙に当選することだけを考えている不真面目な人には投票しないようにしよう。

はたして改憲論派の計算通りになるかどうか。
はたまた改憲反対派が三分の一以上の議席をとれるのか。

天皇陛下のお気持ち通り譲位が進行すると、まもなく平成も終わるだろう。平成という時代の総括として重要な日本の将来を左右する各種課題に対して真剣に取り組んでほしいものである。

 

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