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稲田防衛大臣の職務とは一体何か?

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防衛大臣たたきがとまらない。

南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報をめぐる問題で、その内容を組織的に隠ぺいをしたのかどうなのか、それは稲田防衛大臣了承のもとに行われたのかどうなのかということが問題になっている。

稲田朋美さんについてのウィキペディアをみると、これはすごい人だなというのがわかる。元弁護士だった時代に南京事件について朝日新聞が報じた「百人斬り競争」は、嘘の情報を基にした日本の名誉を傷つけているという趣旨の裁判を起こした(最高裁で原告主張は棄却された)のに端を発して、沖縄戦集団自決軍命強制問題でも、これが旧日本軍指揮官の命令によるものとした大江健三郎と出版社の岩波書店を名誉毀損で訴えた「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の原告側の弁護人をつとめている。

などそのほかにも右翼的言論擁護活動の数々は、まことに顕著であられ、これが安倍総理の目に留まったということなのであろう。

小林よしのり氏などそのブログの中で「名誉男性」と称して揶揄した。的を得ていると思う。

総理の覚えよろしく、ご出世街道を歩まれている最中、例の南スーダン日報問題は起きた。当時の南スーダンは国際協力のためにホテルに滞在中だった欧米人の女性が南スーダン政府軍の兵士15人にレイプされるなどの事件も発生(このほかの客室の金品も強奪されたという)したが、当時派遣されていた各国の派遣隊は誰も助けに行けなかったのだというからひどい話を通り越している。なんともいいようがない。

ちなみにこの事件があってから「駆けつけ警護」の任務が付加された。

しかし、この現状を稲田さんは国民から隠そうとした。自分の認識が甘かったのを隠そうとしたのか、政治的な理由で安部政権維持に影響するのを恐れたのかわからないけど、いずれにしろそんな理由で現地に派遣されている自衛隊員の命が危険にさらされることなど論外である。

日本の国を守るために命を懸けるのならば話は分かるが、2011年当時の民主党野田政権時代に外交カードの一つとして外務省のごり押しで始まった南スーダン派遣、アメリカ・イギリスなどの先進諸国は派遣しておらずなんだか「ババ」をひいたような形の国際貢献の感が否めず、仮に攻撃されて応戦して命を落としたらいったい何のために命を懸けたのかほんとにわからない。

日報の中「戦闘」という言葉がはいっているのを隠そうとし可笑しいことに「大規模武力衝突」ならよいのだという。詭弁を弄ずる弁護士。あほか。

この隠ぺい問題、稲田防衛大臣了承のもとにそれが行われたのであれば、彼女は国会で偽証したことになり辞任→任命責任→安部政権崩壊につながる大問題である。

この大臣、これまでさんざん右翼的な言論を擁護してきたくせに、自分の不認識の擁護、安部政権の擁護に終始して、ろくすっぽ自衛隊員の安全確保などあんまり考えてなかったように見えるこの人は、防衛大臣の職務をどのように心得ていたのだろうか。というか、政府としては防衛大臣のポストっていったい何なのだろう。

内閣総理大臣は自衛隊の最高司令官だが、実際の指揮運営は統合幕僚長(制服組)が補佐して統合幕僚長を通じて行われる。命令の執行も統合幕僚長が行うことになっている。防衛大臣は内閣総理大臣の下で自衛隊全体を統督するというけど、このしくみだと「そえもの」程度でしかないのがなんとなく読み取れる。「名誉男性」でも勤まると思ってるわけだ。

右翼的言動をしているけれども政治的意図が優先され、日本の国防は軽く見られているとしか思えない。

大げさかもしれんが、政争の具を国民の命より優先させるようなことがないように祈るしかない。

これから日本の国防は、どんな風になっていくかしっかり監視しよう。

 

 

 

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