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プレミアムフライデーは経済格差を顕在化する ~聞いてあきれる働き方改革~

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「プレミアムフライデー」なる掛け声が提唱されてから1年がたった。
月末の金曜日には早く帰ってその分買い物や旅行に行きましょうよということだった。1年たってみると、これを実践している企業はごくわずかで3%位。完全に失敗である。これで消費を喚起しようなど最初から白い目で見られていたがやはりそうなった。当たり前だ。

経済産業省が言い出しっぺで旗を振っているはずなのに、プレミアムフライデーの公式ページには「プレミアムフライデー推進協議会」なる団体がやっていることになっていて経済産業省のケの字も出てこない。この辺の卑怯なやり口に腹が立つ。先進7カ国の中で最低の労働生産性の数値を少しでも上げるにはプレミアムフライデーで早く帰った人の分の労働時間をごぞっと引けば分母が小さくなって労働生産性は上がるよ。いいね。またお得意の統計数値いじりだと思います。

経済産業省のページでは失敗してるの明らかなのに反省の色もなく、今年も実施しますと言っている。生産性や付加価値の向上に取り組む企業トップによるパネルディスカッションも実施するらしい。何を言うのか楽しみだねえ。

ごく一部の裕福なエリートサラリーマンを月末金曜日に遊ばせるために低賃金で休む暇もなく働かされる貧民をひーひー言わせる構造が目に浮かんでどうにも許せないのだが。

この国はいまだに高度成長時代に成功した製造業中心に需要・賃金の上昇を引っ張っていく考え方から脱却していない。国内で消費はもうすでに伸びる見込みなく、技術者は韓国や中国に流出し、その影響で市場を奪われ、日本のお家芸だった家電も自動車も海外資本が入り込んで死にきれないゾンビのようになった。リーマンショック以降かつて地方都市にあった大規模な工場は次々と閉鎖、深刻な過疎や地方都市のモチベーションダウンを生み出した。その影響はまだまだ続き、歩く人もまばらな街中には病院や介護施設やカードローンとパチンコの看板が目立つ。

こんな状況でプレミアムフライデーなんかできるかっ!。

経済発展戦略としては主にアジアに向けた新興国外需、つまり輸出を増やすことは最重要課題である。つまりそれには日本の製造業というわけだが、家電業界が犯した過ちはどうにも取り返しがつかず日本の国際競争力は著しく低下していると言わざるを得ないから政府の経済戦略もうまくいくのかどうなのか・・・。

先に紹介したページには経済産業省の担当窓口の電話番号と担当者の氏名がしっかり掲載されている。若手なんだろうね。文句言われて大変だろうな。このひとたち月末金曜日帰れてるのかな?。

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