8月29日のミサイル発射に引き続き、9月3日の核実験が行われ、関係各国政府の動きが活発化してきた。今回は北朝鮮をめぐる様々な情報を集めて整理する中、最も心配される事態、
「戦争になるんじゃないか」
ということについて、これからどうなるのか一つの予想を書いてみた。
以下に書くことは全くの妄想に過ぎないフィクションであるが、一つのエンターテインメントとしてお読みいただきたい。
※このブログの以下の文章はすべてフィクションです。
■ 2017年9月9日
9月9日は朝鮮民主主義人民共和国の建国記念日
この日、北朝鮮は直前に準備してきたミサイルを発射した。前回は襟裳岬沖1000キロメートルへの発射だったが、今回は南の方向だった。ミサイルは東シナ海のど真ん中に落下した。方向としては沖縄からグアムへの攻撃を意識した動きととらえられた。
付近を航行中の中国の船舶の乗組員が落下するミサイルの部品らしきものをとらえた動画を公開し盛んにマスコミで取り上げられた。
■ 2017年9月11日
アメリカ、日本、にフィリピンも加わり、石油禁輸もふくめた対北朝鮮制裁決議を強く要請、ロシアは消極的に賛成したが中国は回答を保留した。
■ 2017年9月13日
日本の有力週刊誌が、中国大使館の職員と韓国大使館の職員がスイス大使館に頻繁に出入りしている様子を報じる。9月3日の核実験で国際的緊張が高まったことを受けてスイスは仲裁を申し出ており、これの関連かと思われた。
■ 2017年9月14日
日本の九州で沖縄嘉手納基地所属のMC130特殊作戦機が低空訓練飛行中鹿児島県薩摩川内市で高圧電線を切断する事故を起こした。このため鹿児島市から宮崎市に至るまでの広い範囲で停電が発生し、在沖縄軍司令官、駐日米大使までもが異様に早いタイミングであわただしく謝罪するさわぎになった。
停電復旧には米軍の資機材が投入され異様に速いスピードで復旧した。
この高圧電線路の20km先は川内原子力発電所があったことから、原発反対派の反発も大きく、鹿児島県当局者も苦慮する騒ぎに発展。
■ 2017年9月15日
中国とロシアは北朝鮮への石油輸出をストップすることに同意。国連安全保障理事会で北朝鮮に対する石油の禁輸が追加制裁決議された。北朝鮮は国連とアメリカを非難する声明を発表。
■ 2017年9月16日
ここから数日間北朝鮮からの情報発信が一切なくなる。情勢が不安定だとしてイギリスをはじめ在北朝鮮の西側大使のうち何か国か本国へ大使を召還した。北朝鮮国内は電力が極端に不足する状況に。
■ 2017年9月17日
沖縄嘉手納基地・普天間基地の様子があわただしくなったとの沖縄住民のツイートが話題になる。
■ 2017年9月18日
中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で北朝鮮への中国工作員介入説がささやかれ始める。「金正恩の側近の多くはすでに中国側に抱き込まれている」すぐに当局によって削除された様子。
■ 2017年10月9日
北朝鮮のテレビ局では金正恩氏の動静が一切伝えらえなくなって3週間。朝鮮中央テレビは明日9時より重大発表をすると伝えた。これにより東京証券取引所・ニューヨークでも株価が下落、円は1ドル一時70円台に。誰が言ったのか、避難準備情報を流した自治体もあった。
■ 2017年10月10日
北朝鮮の朝鮮中央テレビは本日より政治体制が新しくなることを発表。朝鮮労働党の書記長に金正男氏の長男、金漢率(キム・ハンソル)氏。政府の組織図が出ると、これらは中国と同じ体制であり、中国共産党の指導と影響を大きく受けるだろうとのNHK解説委員の解説。
金正恩氏の行方は発表されなかった。なお、同日から石油の輸入は解禁された。
■ 2017年10月11日
「金正恩はアメリカ軍に拉致された」、いや「北京に滞在中」等々様々な憶測が流れる。
■ 2017年10月12日
ツイッターで「名古屋なう。」とコメダ珈琲で味噌カツサンドをほおばる金正恩の写真が公開されて大炎上。すぐにそっくりさんの写真と分かりたたかれる。
■ 2017年10月23日
スイス政府が金正恩氏の亡命を受け入れたことを発表。今後はジュネーブの国連の機関で役職に就くことになるという衝撃ニュース。円とウォンが急騰。アジアの通貨は押しなべて買われた。
■ 2017年10月24日
トランプ大統領、ツイッターで「クビになった金正恩の再就職先が決まって何よりだ。今後北朝鮮は有力な投資先となって大きく経済発展をするだろう。」とつぶやく。
■ 2017年11月1日
習近平氏、今後北朝鮮との関係を重要視する方針を示し、「北朝鮮は向こう5か年でGDPが5倍になるだろう。」と発言、各国に投資を促した。
トランプ大統領のツイート
「習近平がなんか言ってるが、自分の国でもないのに自分の国であるかのようなことを言っている。不愉快だ。」
■ 2017年11月2日
韓国、文大統領は、北朝鮮と国交を回復させることを急ぎたいとの談話を発表。
「南北統一への方針はどうなるのか」との記者の問いには言葉を濁した。
■ 2017年11月6日
携帯電話会社も経営している日本の著名な企業の投資家が、北朝鮮政府高官に対し、投資したいとの意向を伝える。
トランプ大統領のツイート
「日本の金持ちは、隣の家が空き家になったら自分の家でもないのに自分好みの家具をおきたいようだ。さんざん世話になっている実家(アメリカ)には目もくれずに。強欲な連中だ。」
■ 2017年11月8日
ベトナムの大手資本が銀行の支店を設立する意向を北朝鮮政府に打診。
トランプ大統領のツイート
「金正恩がいなくなったからアメリカも新生北朝鮮に投資しないと先を越されてしまうかもしれない」
このツイートに対しトランプ大統領の支持者から猛烈なバッシングが。
■ 2017年11月9日
新華社通信がスクープしたものとしてNewsweek誌が報道
「沖縄のアメリカ海兵隊特殊部隊が金正恩は暗殺もしくは拉致しようとさる9月20日日深夜、特殊作戦機MC-130で平壌に侵入し作成を実行したが、金正恩氏は中国の工作員によって直前にスイスに逃がされており、目的を果たせずそのまま退却した」と発表。
トランプ大統領のツイート
「またフェイクニュースを流している。みたくもない。」
■ 2017年11月10日
菅官房長官、午後の定例記者会見で、「不安定な”新北朝鮮”への投資は急がない方が賢明なのでないか」との談話を発表。アメリカへの忖度もいい加減にしろとの非難が殺到
日本のブロガー 鬼尾宗慶のツイート
「結局得をしたのは中国だけだったね。完全中国の勝利ってことかね。」
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